2019年秋 アートとファッションのコラボレーションを特集

19年秋“アート×ファッション”まとめ – バスキアや村上隆、ポロックが人気ブランドとコラボ

2019年秋の、アートとファッションのコラボレーションを特集。村上隆や荒木経惟、ジャクソン・ポロック、ジャン=ミシェル・バスキアなど、国内外で活躍するアーティストと人気ブランドのコラボレーションが続々登場している。

芸術の秋にぴったりな、“身にまとえるアート”からお気に入りを見つけてみて。

sacai(サカイ)と「ジャクソン ポロック スタジオ」が提案するアイテムは、抽象表現主義の巨匠・ジャクソン・ポロックにオマージュを捧げるウェア。ポロック自身のスタジオの床に飛び散った絵の具の様子をそのままプリントしたウィメンズのコートやドレスが登場する。加えて、ユニセックスサイズのフーディ、Tシャツ、メンズの限定デニムジャケットも展開される。

ジャクソン・ポロック…20世紀アメリカにおける抽象表現主義の巨匠画家。大画面に描かれた激しい色彩表現を特色としており、絵具缶から直接絵具を滴らせる「ドリッピング」や、流し込む「ポーリング」という技法を駆使して作品を制作した。絵の具を叩きつけているかのような、抽象的な絵画「アクション・ペインティング」の代表的な画家である。

マルニ(MARNI)からは、アニメーターのブルーノ・ボゼットのアートワークをプリントしたアイテムが登場。カラフルでサイケデリックなプリントのドレスをはじめ、恐竜を描いたPVCバッグなど、アニメ映画『 ネオ・ファンタジア』を彷彿させるデザインが勢揃いする。

ブルーノ・ボゼット…1960年以降、300以上ものフィルムを作ってきたイタリアのアニメーター。130の作品で賞を獲得している。ウィンザーマッケイ賞、シルバーリボン賞5度受賞、名誉学位、キャリアへの15賞などにおいて注目を浴びた他、『バッタ』はアカデミー賞にノミネートされ、『ミスター・タオ』はベルリン国際映画祭金熊賞を受賞している。

〈ポーター×村上隆〉“ミニポーチ”付きメンズスニーカー
〈ポーター×村上隆〉“ミニポーチ”付きメンズスニーカー
「Takashi Murakami×PORTER」BS–06 T.Z. ORIGINAL 60,000円+税

過去に、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)やユニクロ(UNIQLO)といったファッションブランドともコラボレーションしてきた現代アーティストの村上隆が、ポーター(PORTER)とコラボレーション。ポーターの定番バッグ「タンカー」をベースに、村上隆によるアイディアを投影したスニーカーは、ポーチをシューズに取り付けるという大胆発想。ベルクロで取り外し可能なポーチには、コインやワイヤレスイヤフォンといった細かな持ち物を収納できる。

発売日:2019年8月24日(土)〜

村上隆×ポーター(PORTER)のタッグは、2019年7月にも登場。「タンカー」バッグに、大胆にも“お花”のぬいぐるみをあしらった、ポップなデザインが魅力だ。存在感抜群の“お花”バッグは、リュックサック、2WAYヘルメットバッグ、ウエストバッグの3種を揃える。

村上隆…日本の現代美術家、芸術家、ポップアーティスト。アーティスト集団「カイカイ・キキ(Kaikai Kiki)」を主宰、代表取締役を務めている。その他、「GEISAI」という名の参加型アートフェアを日本と台湾で年に1回ずつ開催している。2003年、2005年にルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)とのコラボレーション。2007年、カニエ・ウェストの「グラジュエイション」ジャケットをデザイン。 2010年9月フランスのヴェルサイユ宮殿において個展「Murakami Versailles」を開催。2015年から2016年にかけては、森美術館で大規模個展「村上隆の五百羅漢図展」を開催。

〈ユニフォーム エクスペリメント×荒木経惟〉藤原ヒロシ厳選の「花」ポラロイド写真を採用
〈ユニフォーム エクスペリメント×荒木経惟〉藤原ヒロシ厳選の「花」ポラロイド写真を採用
長袖シャツ 28,000円+税、半袖シャツ 26,000円+税

ユニフォーム エクスペリメント(uniform experiment)は、写真家・現代アーティストである“アラーキー”こと荒木経惟とコラボレーション。ブランドディレクターを務める藤原ヒロシによって厳選された、荒木経惟のポラロイド写真がシャツやTシャツ、フーディーなどに印象的にプリントされている。

荒木経惟…アラーキーの愛称で親しまれている日本の写真家。500冊近い著作と、世界各都市でおこなわれる個展を通して、その作品と活躍ぶりは幅広く知れ渡る。 1964年、写真集「さっちん」で「第1回太陽賞」を受賞。 エネルギッシュな活動で常に注目を集め続け、毎年、国内外で多数の個展を開催、日本を代表する写真家として海外でも高い評価を得ている。 これまでに刊行された写真集・著作は450冊。2017年、東京オペラシティアートギャラリーで展覧会「写狂老人A」を開催。

ZARA(ザラ)と、ジャン=ミシェル・バスキアのコラボレーションジャケットは、アシッドウォッシュ加工のデニムジャケット。バック、フロントにパネルであしらわれたダイナミックなアートワークに加え、袖にもさり気なく動物の絵が。生地のダメージ感とバスキアのタッチが調和した1着だ。

発売時期:2019年8月末~9月頭(予定)
※公式オンラインショップのみ先行販売を実施。

ジャン=ミシェル・バスキア…アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターとしても名高いデヴィッド・ボウイのコレクションに名を連ねるなど、20世紀のアートシーンに衝撃を与えたアーティストのひとり。バスキアが本格的にアートに費やした10年の中で、新たな具象表現的な要素を取り入れた2,000点を越すドローイングと、1,000点以上の絵画作品を残している。アートシーンだけでなく、死後、現代に至るまでファッションやカルチャーに大きな影響を及ぼしており、オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)やルシアン ペラフィネ(lucien pellat-finet)なども、過去に彼のアートを用いたアイテムを発売している。

〈アシックスタイガー×ヴィヴィアン・ウエストウッド〉絵画『ダフニスとクロエ』プリントスニーカー
〈アシックスタイガー×ヴィヴィアン・ウエストウッド〉絵画『ダフニスとクロエ』プリントスニーカー

アシックスタイガー(ASICSTIGER)とヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)によるスニーカーには、フランスの画家、フランソワ・ブーシェによる絵画『ダフニスとクロエ』をアッパー全面にプリント。絵画の鮮やかな色彩をそのままスニーカーで再現した。

ブランド靴コピー

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  • 【サイズ感・口コミ総覧】「ナイキ エアフォース1」「ニューバランス996・574」の履き心地レビュー!

    全長・横幅ともほぼジャストサイズです。 人によっては、つま先周りが少しぴったりすぎると感じられるかもしれません。【前後サイズも試着してみました:26.5cm】 甲周りに若干の余裕がありますが、通常の着用には問題なさそうでした。 口コミどおりナイキ エアフォース1は少し大きめな作り。そのため脱ぎ履きが楽になりますので、ゆったり目の履き心地の本サイズでも良かったかもしれません。

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